《最寄駅/何屋》
JR御徒町駅(地下鉄上野広小路)/蘭州牛肉麺(らんしゅうぎゅうにくめん)
《特徴/外観・店内》
「蘭州牛肉麺」というのは、中国・西北部の甘粛省蘭州 (かんしゅくしょうらんしゅう) 発祥の食べ物だそうだ。牛骨と薬膳スパイスのスープに手打ち麺が特徴。
中国では約3万5000店が存在すると言われる「庶民の味」だそうだ。
日本でもにわかに店舗数が拡大し流行りつつある。
あの日清食品からも今年4月に「カップヌードル 蘭州牛肉麺」が発売されている。
特徴。
この「国一麺」北京を中心に30店舗を展開する国壱麺の日本1号店だそうです。


手打ち麺は定番の細麺のほか、なんと9種類の麺から選べるのです。

麺の種類はこちら。
極細麺/細麺/中太麺/太麺/極太麺/三角麺/ニラの葉麺/細帯麺スーパー太帯麺
これらはそれぞれ手数が異なる。細いほうから八手、七手、六手、五手、四手、三手という具合です。
例えば極細は八手で完成。8回伸ばして半分にたたむ。合計256本の麺が出来る。全長約384m。対してスーパー太帯麺は三手で完成。3回伸ばして畳む。合計8本の麺。全長約4m。
食べ物にmという表現はなかなか斬新だ。

注文を受けてから製麺を行います。柔らかそうな麺の生地を、伸ばし、捻り、伸ばし、捻り、それはそれは見事な職人芸です。
「辣油とパクチーは大丈夫ですか?」
と訪ねてくれます。もちろん大丈夫です。

1階にはカウンター席とテーブル席。2階もあるようです。
お店のある土地柄なのか、ここのお店がそうであるのか従業員のほとんどは中国の方とお見受けし、さらに利用するお客様も中国の方が多い。お店の中には常時中国語が飛び交っています。これだけ本物の味、故郷の味を懐かしむ本物の味ということなのでしょうか。
《商品》

蘭州牛肉麺(880円)

せっかくなので一番太い「スーパー太帯麺」。ピロピロ麺。アルデンテな感じで喉越しも良い。口の中いっぱいに広がる独特の食感。

具材は牛肉薄切り4枚と薄切り二種と大根の薄切り。パクチー・辣油・青葱。
牛薄切りは脂分がない赤身肉。

牛バラ肉&うちもも肉を使用して作るスープ。
「十数種類のスパイスを使用し12時間以上じっくり煮込んだ、自慢の香り高い透き通ったスープと口の中でとろける牛肉。」とのこと。ひとくち飲頂き、そう個性が強いわけでは無いが、飲みすすめていくうちにじんわり旨味を感じていく感じです。スープと辣油が徐々に混じると辛さの存在感が増し増す。とは言え辛さはじんわりな感じ。

食べ方の指南が。

テーブルには、辣油と黒酢が用意されています。
《注文方法/会計》



入り口の券売機で購入。
中国蘭州牛肉ラーメン 国壱麺 (ラーメン / 上野御徒町駅、上野広小路駅、御徒町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.4