《何屋/概要》
ラーメン屋さん
「宮崎県でラーメン?」と思われる方もいるだろうが、「宮崎のラーメン」は結構楽しめる。多くの「宮崎ラーメン」は豚骨スープながらあっさりした味が特徴。
ただここ、風来軒はガァッツリコテコテ豚骨スープ!!
超濃厚な豚骨スープのこってり感が特徴。
宮崎県のあっさり豚骨に“濃厚豚骨”という風穴を開けたのが、この風来軒だそう。
平成元年(1989年)の創業との事。
本店は「風来軒加納本店」。他に「風来軒木花店」「北バイパス店」がある。
本当は本店に行ってみたかったけど、時間と旅の工程の都合で「北バイパス店」へ。
《最寄駅》
蓮ヶ池駅。パイパス店って位ですからまぁ電車やバスで利用する人はいないでしょ。
宮崎県を南北に縦断する国道10号線沿い。
宮崎市内中心部からだと車だと分離帯の向こうなのでちょっと入りにくいかな?
手前の交差点からお店の裏側に入るのがいいと思います。
《外観・店内》

店内も開放的で綺麗です。
《メニュー/注文方法》


《注文商品》


豚の背脂で表面が覆われている。丼の淵までドロドロな背徳感満載のビジュアル。

スープの材料は水と豚骨のみ。厨房では大きな羽釜が並ぶ。豚骨撹拌用の「ショベル」がありいかに大量の豚骨を使用しているかが想像してしまう。
唇に纏わりつくコラーゲン感。
「呼び戻し製法」による継ぎ足しスープはスーパー高濃度。

自社の麺工房で作る。麺工房は、清武町の加江田渓谷の入り口にあり、以前行った時にそう言えばあったなと記憶が蘇る。
「新富町産の上質な小麦と加江田渓谷の水」て作られる麺だそうだ。
豚骨ラーメンと言うと、パキパキの加水率低目の細目の麺を想像するかもしれないが、ここ風来軒は軽くウェーブのかかった中細麺。

スープが濃厚過ぎて、やや塩味が欲しいなと思う時に、ちょうど良いアイテム。
ただ美味すぎて入れすぎると劇的に味が変わり、その後永遠にニンニク臭を纏わせることになる。

さすが加工用大根生産量日本一の宮崎県。ラーメン屋さんには大抵たくあんが置いてある(または提供される)。

これもつまみながら、またラーメンに入れて。
《入店時状況》
お昼だいぶ遅い時間。しかも平日。さすがにお店は空いていた。駐車場も広々として停めやすい。
《備考》
風来軒の本店は奈良の「無鉄砲」さんの修行先であったり、同じく宮崎県の名店「拉麺男(ラーメンマン)」さんの修行先でもあるそうだ。
風来軒 北バイパス店 (ラーメン / 蓮ケ池駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5