《何屋/概要》
札幌にある深夜営業のラーメン店。「札幌ブラック」という、たまり醤油とマー油がベースの濃い醤油スープが特徴のラーメンが看板メニューだ。
《最寄駅》
札幌市電山鼻線 資生館小学校前駅から徒歩約2分、地下鉄南北線 すすきの駅から徒歩約4分。
ススキノで数軒飲んだ後、目的地であるこちらに向かう途中、呼び込みのお嬢さん達に「いそのかづお」の場所を尋ねたところ、「もう少し先だよ〜」とみんなが答えてくれた。かなりな有名店なのだろう。
《外観・店内》

ビルの1Fだがかなり奥に位置しており、お店を見つけるのはやや難しい。
- 外観: 薄暗い通路の奥にあり、黄色い暖簾が目印。通路にはお客さんが並んでいることもある。
- 店内: カウンター席のみの小さな店舗で、席数は7席。
《メニュー/注文方法》

メニューには「当店は『札幌ブラック』以外は全く人気がありません」とユニークな注意書きがある。店主お一人で営んでいらっしゃるらしく、「この店にきたらこれを食べて」という願いが込められている気がする。むしろメニューはこれ一本でいいのではないかとも思える。
人気のないメニューとして、1日に出るか出ないかの以下の商品もある。
- 塩中細麺: 900円(大盛り 1,050円、ハーフ 750円)
- 白味噌太麺・ニンニク入り: 950円(大盛り 1,100円、ハーフ 800円)
- 辛味噌太麺・ニンニク入り: 1,050円(大盛り 1,200円、ハーフ 900円)
- その他のメニュー: 「札幌ブラック」(1,000円)、黒醤油油太麺・ニンニク入り(1,100円)などがある。トッピングとしてチャーシュー、メンマ、きくらげ、海苔、カレー粉など。ご飯ものも充実しており、かづおごはんやチャーシューマヨネーズ丼などがある。
- 注文方法: 食券機はなく、席で口頭で注文する形式。
《注文商品》

札幌ブラックの大盛りを注文。具材にチャーシュー、きくらげ、もやし、ネギ、味玉などが乗った看板メニューだ。

たまり醤油とマー油をベースに、玉ねぎの甘みとにんにくの風味が絶妙に調和した一杯。見た目の濃さに反して塩辛さは控えめで、飲んだ後の〆としてもぴったりの味わいだ。

硬めの縮れ麺で、濃いスープによく合う太麺。このスープにはこれでなくてはならないという相性。

- : 卓上には以下の調味料が置かれている。
- かごめさん(昆布の粉末)
- ゴイゴイ酢ー
- こしょうさん(こしょう)
- えびちゃん(えびの粉末)
- いちみちゃん(一味唐辛子)
- さかなクン(魚粉)

《入店時状況》

平日深夜1時13分に到着した際、お店の前には4〜5名の待ち客がいた。
入店が平日深夜1時39分、注文したラーメンの提供が平日深夜1時57分。
店主が一人で営業しているため、混雑時は待ち時間が長くなる傾向がある。開店前から並ぶ客もおり、1時間近く待つこともあるそうだ。
食べ終えてお店を出る頃には、さらに10人ほどが列をなしていた。
《備考》
- 営業時間: 月~土の深夜22:00から翌6:00まで営業しており、飲んだ後の締めの一杯にぴったりだ。
- 限定メニュー: メニュー表には「お土産に自宅に是非いかがですか!」「いそのかづおステッカー」という記載もあり、お土産やグッズ販売も行っているようだ。
◯◯ブラックというとご当地ラーメンが連想されるが、札幌ブラックラーメンが流行っているわけではない。このお店だけが流行っているんだ。