【雑居ビル二階・隠れてるけど隠しきれない銘店「天一」】@宮崎市

《何屋/概要》

宮崎の郷土料理や海鮮、地鶏などを楽しめる居酒屋。

《最寄駅》

宮崎駅から徒歩数分。

「ニシタチ」の中心部。雑居ビルの2階

《外観・店内》

外観はシンプルで、店内はカウンター席と小上がりのテーブル席があり、活気あふれる雰囲気。

《メニュー/注文方法》

口頭でお伝え。

《注文商品》

「刺身の盛り合わせ」

食べたのは刺身の盛り合わせである。新鮮なのはもちろん、熟練の技術が際立っていた。中でも印象的だったのは、鯵とアオリイカである。

「鯵」

鯵は、身が引き締まっており、噛むほどに旨みが溢れ出す。皮目の銀色が美しく、職人の丁寧な仕事ぶりが伝わってきた。

「アオリイカ」

アオリイカは、包丁で細かく飾り切りが施されており、口の中でとろけるような食感と上品な甘みが広がった。

どれも身が美しく、切り口がシャープであった。新鮮な魚を丁寧に扱い、それぞれの個性を最大限に引き出す職人の技が光っている。一口食べるごとに感動があった。

《レタス巻き》

「レタス巻き」

食べたのはレタス巻きである。これは宮崎発祥の、レタスとエビ、マヨネーズを具材とした海苔巻きである。

シャキシャキとしたレタスの食感がとても新鮮で、プリプリのエビとマヨネーズのコクが絶妙にマッチしていた。見た目も美しく、さっぱりとしていながらも満足感のある一品であった。一般的な巻き寿司とは一線を画す、宮崎ならではのユニークな味わいを楽しむことができた。

「ゾウリエビ」

見た目は少しユニークであるが、身は透明感があり、非常に甘みが強い。弾力のあるしっかりとした食感で、噛むたびに口の中に上品な旨みが広がる。一般的なイセエビと比べても遜色ない、いやそれ以上の美味しさである。

シンプルに刺身で提供されることが多いようだが、ゾウリエビ本来の繊細な味を堪能するには最適な調理法であると感じた。宮崎ならではの珍しい海の幸を味わうことができ、大変満足である。

「手羽元の唐揚げ」

部位は珍しく手羽元である。ころもサクサクで肉はジュワッと。

「ホイル焼き」
宮崎県産椎茸をホイルで包んで蒸し焼きに。旨味あふれる味わい。
「牛すじ煮込み」

脂トロトロながらも脂っこくなく上品な味わい。

《入店時状況》

平日の夜の利用であったが、ほぼ満席。予約しておくのが必須。

《備考》

どれも美味しかったが、この店の一番の魅力はご主人とご家族のお人柄。温かく迎えてくれ、料理の説明やおすすめを丁寧に教えて頂いた。その心遣いが、料理の美味しさを一層引き立てる。

宮崎の美味しい料理と温かい雰囲気を満喫できる、素晴らしいお店。

カテゴリー 郷土料理魚料理宮崎県日本料理タグ

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