《何屋/概要》
宮崎を代表する焼き鳥の名店。食べログ「焼き鳥 WEST 百名店」に複数年にわたり選出されており、地元はもちろん遠方からも客が訪れる。黒岩土鶏や霧島どりといった厳選された宮崎の鶏を使い、コース形式で提供される。
《最寄駅》
JR宮崎駅から徒歩約15分。宮崎県庁の目の前、県庁通り沿いに位置する。
《外観・店内》

夜の県庁通りに面したモダンな外観。周囲のビルが消灯した官庁街の暗闇の中、店だけが静かに光を放ち、通りに浮かぶように存在感を示す。看板には「鳥雅」の二文字。

入口には2018年・2019年の「食べログ 焼き鳥 WEST 百名店」認定プレートが並ぶ。継続的な評価がこの店の実力を物語る。
店内は、職人の手さばきを間近に見られるカウンター席と、大人数にも対応できる小上がり席を備える。この日は4名での来店だったため、小上がり席に案内された。落ち着いた照明と木の温もりある空間が、料理への期待感を高める。
《メニュー/注文方法》






コースは事前予約制。この日は「おまかせ7本コース」(4,800円)を予約。内容は以下の通り。
• スティックサラダ
• 小鉢
• 茶碗蒸し
• おまかせ串7本(野菜串・その他2本を含む)
• 鶏そぼろご飯
• 鶏スープ
ドリンクは焼酎・ワイン・日本酒・ビール・ソフトドリンクと幅広く揃う。焼酎は宮崎産を中心にいも・むぎ・米と種類豊富で、ナチュラルワインもグラスからボトルまで対応。価格は全て税込表示。
《注文商品》

小鉢 — 煮物
根菜と鶏を丁寧に炊いた小鉢。鶏の旨味が素材の芯まで染み渡り、添えられた青菜が彩りと食感のアクセントを加える。コースの出だしとして胃を温め、次への期待感を静かに高める一品。

スティックサラダ
キュウリ、大根、キャベツ、人参などを縦に切り揃えたスティック野菜を、筒型の器に立てて提供。野菜の瑞々しさが、濃厚な焼き鳥の合間に清涼感をもたらす。

茶碗蒸し
緑釉の器で運ばれてくる茶碗蒸し。なめらかな卵地の中に具材が潜み、表面には三つ葉が浮かぶ。出汁の香りが繊細で、飲み込むように食べられる滑らかな口当たり。

だきみの串
黒岩土鶏のだきみ(胸肉)を使用したとみられる一串。表面は薄くロゼがかった仕上がりで、わさびを添えて提供。黒岩土鶏特有の力強い甘みとわさびの香りが互いを引き立て、シンプルながら印象的な味わいだった。

ハツ(心臓)の串
プリッとした弾力が特徴的なハツ。火入れが見事で、噛むほどに肉汁が溢れる。くどさのないスッキリとした旨味で、一串食べ終えると次が欲しくなる。

砂肝の串
深みのある茶色に焼き上げられた砂肝の串。外側は適度に香ばしく、内側はコリッとした独特の歯応えが残る。おろしを添えて供され、さっぱりとした後味に仕上がっていた。内臓系の中でも特に火入れの精度が感じられる一串だった。


ももの串
ふっくらとした厚みのある白っぽい肉の串。塩で仕上げられており、素材の甘みが素直に伝わってくる。地鶏ならではの適度な歯応えがあり、噛み締めるたびに旨味が広がる。


つくね
鶏ひき肉を丸く成形し、表面に香ばしい焼き目をつけたつくね二本。粗く混ぜ込まれた食感が残り、肉感がしっかりとある。


鶏そぼろご飯 + 鶏スープ
コースの締め。卵黄をのせた鶏そぼろご飯と、青菜の浮かんだ淡い色の鶏スープがセットで運ばれてくる。スープは澄んでいるが旨味が深く、コース全体を穏やかに着地させてくれる。そぼろは鶏の旨味が凝縮されており、卵黄を崩しながら食べると濃厚さが増す。
《入店時状況》
コースを事前予約しての来店。4名だったため小上がり席に案内された。平日夜でも席はほぼ埋まっており、常連とみられる客も多い印象だった。
《備考》
• 食べログ 焼き鳥 WEST 百名店 2018・2019 選出
• 予約推奨
• おまかせ7本コース 4,800円(税込)
• 価格は全て税込
《店舗情報》