【濃厚豚骨ラーメンの源流を訪ねて―宮崎・風来軒 加納本店】@宮崎市清武町


《何屋/概要》
宮崎市清武町に構える豚骨ラーメン専門店。それまで「あっさり豚骨」が主流だった宮崎ラーメンの世界に、濃厚豚骨スープで衝撃を与えた存在として知られる。その影響は県内にとどまらず、風来軒をルーツとする名店が各地に誕生したと言われており、宮崎県内の拉麺男、熊本県の文竜、関西の無鉄砲など、名だたる店の源流が風来軒だとされる。いわば宮崎発・濃厚豚骨ラーメンの原点とも呼ぶべき一軒だ。トッピングや辛さ、麺の硬さなどのカスタマイズが充実しており、替え玉・替え麺制度も完備。地元客はもちろん、県外からわざわざ足を運ぶファンも少なくない。


《最寄駅》
JR日豊本線・清武駅より車で約5分。基本的に車でのアクセスが前提の郊外型店舗。店舗横に駐車場あり。


《外観・店内》
外観は黒を基調とした重厚感のある平屋建て。落ち着いた佇まいで、駐車場も広く確保されている。

黒い板張りの重厚な平屋建てに「風来軒」の看板が凛と光る。広々とした駐車場と相まって、いかにも郊外の実力派ラーメン店らしい風格を漂わせる一軒。

店内はカウンターとテーブル席のレイアウト。

褐色のニンニク調味料と真っ赤な紅生姜の容器が並び、奥にはしおラーメン・しょうゆラーメンの値段表示。辛さやねぎの量まで細かくカスタマイズできることが伝わってくる。
大ぶりの容器になみなみと湛えられた、とろみのある赤茶色のペースト。スプーンでたっぷりすくい上げれば、卓上薬味とは思えない存在感。これを一垂らしするだけでスープの表情が一変する予感しかない。

テーブルには宮崎ラーメンの特徴の一つであるニンニク醤油・紅生姜などの卓上調味料が常備されており、自分好みに味を調整できる。


《メニュー/注文方法》


メニューは豚骨・醤油・塩の3系統。豚骨は「こってり」「ふつう」「あっさり」からスープの濃度を選択可能で、麺の硬さも「バリかた〜やわ」まで無料で指定できる。ねぎの量も無料で調整可能。辛味増量は1味(50円)〜激辛(200円)の4段階。トッピングは半熟煮卵・のり・バター・もやし・コーン・メンマ・ほうれん草など各160円、チャーシューや甘辛ミンチは各280円。替え玉(具材・スープ付き)250円、替え麺(麺のみ)180円。食事メニューとしてチャーハン・チャーシュー丼・焼きギョーザなども揃う。』


《注文商品》

黒縁の丼になみなみと注がれた白濁豚骨スープ。刻みねぎの緑、チャーシューの淡いピンク、のりの黒がバランスよく配置される。スープは既に見た目で濃厚さを感じる。


『豚骨ラーメン こってり』
乳白色の濃厚豚骨スープに細縮れ麺。トッピングは青ねぎ・白ねぎ・のり・メンマ。宮崎ラーメンならではの卓上ニンニク醤油を少量垂らすと味が締まってうまい。

淡いブルーのレンゲに、白濁した豚骨スープがなみなみと。奥には縮れ麺とねぎ、のりが顔を覗かせ、濃度の高さが一目でわかる一杯。

スープはしっかりと豚骨の旨みが出ており、濃厚の極み。

気を纏いながら箸で高々と持ち上げられた縮れ麺。艶々と輝く麺の一本一本がスープをまとい、今にもすすりたくなる緊張感すら漂う瞬間。


麺は縮れが強く、スープの絡みがよい。

箸で割った瞬間、とろりとした黄身が断面からあふれ出す。白身はしっかり固まっているのに、中心はまだ蕩けるオレンジ色。理想的な半熟具合を見せつけてくる。

《入店時状況》
『平日12時少し前に訪問。店内は概ね満席に近い状態だったが、わずかに空席があり、それほど待つことなく着席できた。昼の混雑ピーク直前ながらスムーズに入れた印象。』


《備考》
『営業時間:11:00〜22:00(ラストオーダー21:30)、不定休。』
『TEL:0985-84-1620 / 宮崎県宮崎市清武町大字加納甲1836-2』

カテゴリー ラーメン宮崎県タグ

コメントを残す

search previous next tag category expand menu location phone mail time cart zoom edit close